低燃費で評価の高いトヨタアクアですが、その他にも魅力が沢山詰まっておりました。
コスパ抜群でカラーバリエーション豊富なトヨタ アクアに試乗してみました
試乗
2015.11.17
新車販売台数ランキングで2014年6月から７カ月連続で首位をキープしている「トヨタ アクア」。もはや「国民車」といえる程の人気ぶりとなっております。その魅力はどこにあるのでしょうか？
トヨタが培ってきたハイブリッド開発の技術とノウハウが凝縮された小型ハイブリッドカーのアクアをピックアップいたします。
アクアが幅広い層に支持されている理由
車名であるAQUA（アクア）とは「水」を意味しており、ハイブリッド車らしい透明感のある清らかなイメージを持たせてくれます。その車名通り、アクアには世界最高水準の燃費性能を持っており、JC08モード燃費37.0km/リッターを誇っています。（2015年11月現在）
2011年の発売当初の評価はそれほど高くなく、どちらかと言えばプリウスの弟分的なポジションでした。しかし、５ナンバーのコンパクトサイズで最新鋭のエコ性能、親しみやすい豊富なボディカラーが徐々に支持されはじめ、今では老若男女、幅広い世代から受け入れられています。
ハイブリッドだけじゃない！アクアの魅力
アクアの魅力は高い燃費性能だけではありません。実際にアクアを試乗をしてみると、クルマとしての完成度も実感できます。
エンジン走行に切り替わっても、静粛性に優れれており、制振材や遮音材による振動・ノイズ対策が徹底されていることのほかに、高遮音性ガラスも採用されているので、走行中でも音楽や会話が充分に楽しめます。
これは意外でしたが、走行性にもトヨタのこだわりを感じます。アクアには、ハイブリッドエンジンなどの重量物が車体の中央によせられており、車体の重心を低く下げることで、ハイブリッドカーとは思えないほどのスポーティーな走りを実現しており、コーナリングにも安定感があります。また、センターメーターを横長にすることで、開放的な前方視界を確保しています。
アクアはこんなユーザーにオススメ
アクアの後部座席は若干狭さを感じるかもしれません。天井の高さが低く、身長175センチ以上の方だと髪が触れることもあります。しかし、３人乗車のファミリーカーとしては充分で、なにより燃費性能の高さを考えれば、大きなメリットを存分に感じることができるでしょう。また、コンパクトボディの為、女性や運転免許初心者の方でも、容易に運転できる親しみやすさがあります。渋滞の多い沖縄や長距離運転する際の移動手段としてぴったりな車だと言えるでしょう。
編集部独断による評価
居住性：★★経済性：★★★
運転 ：★★★
