欧州で人気のあるトヨタ・オーリスのハイブリッドモデルが日本でも追加

ハッチバックのハイブリッドが登場

先日トヨタがオーリスのハイブリッドモデルを追加販売しました。オーリスはCセグメントのハッチバックでフォルクスワーゲン・ゴルフやプジョー・307と同じクラスのモデルで、日本では人気はイマイチですが、ヨーロッパでは結構人気があり、実はプリウスよりも人気のモデルなんです。

オーリスの特徴は日本車ながら、硬めのサスペンションやシートなどによってキビキビとしたハンドリングが味わえる点で、ゴルフに負けない性能を持っている点です。ヨーロッパではハッチバックは大変人気で、オーリスはヨーロッパで認知度が高いモデルです。

そんなオーリスには旧型からハイブリッドモデルがありましたが、現行型も搭乗したときから、ヨーロッパではハイブリッドモデルがありました。そのハイブリッドを日本でも発売したというのが、オーリスハイブリッドです。

価格は約265~285万円で、プリウスとほぼ同じか少し割安に設定されています。オーリスにはそのほかに1.2リッターターボや1.5リッター、1.8リッターモデルがあり、価格は約180~250万円でガソリンモデルよりは高価ですが、リッターあたり30.4kmとかなりの低燃費ですので、おススメのモデルです。

プリウスよりもスポーティなハイブリッドハッチバック

オーリスハイブリッドは1.8リッターにモーターが付いており、プリウスと同じタイプですが、ハイブリッドのユニットは旧型と同じで、新型と違って一世代古いハイブリッドユニットを採用しています。

プリウスのようなハイブリッドカーは燃費はとても良いけれど運転してあまり楽しくないというイメージを持ちがちですが、オーリスハイブリッドは普通のガソリンエンジンがパワフルになったような車で、プリウスのような車とは全く違う乗り味を持っています。

燃費はJC08モードでリッターあたり30.4kmとプリウスより悪くなっていますが、その分モーターのアシスト量が強く設定されているのが特徴です。このため発進するときには力強く加速してくれますし、中低速から高速域の加速もプリウスなどよりもパワフルで、ハイブリッドカーとは思えないスポーティな走りが味わえます。

エコとパワーモードのド切替もできますので、ハイブリッドカーは苦手という人にもおススメです。

またオーリスハイブリッドのバッテリーは後席シートの下に積まれていますので、トランクを全く犠牲にしていません。このためトランクはガソリン車と全く同じラゲッジスペースがあり安心です。

安全装備も充実しているオーリスハイブリッド

そしてオーリスには「Toyota Safety Sense C」という衝突防止装置が上級グレードには標準装備され、それ以外のグレードには5万円で装着することができます。

この措置の一つ目はプリクラッシュセーフティシステムで、単眼カメラとレーザーレーダーが前方を監視しています。

車に衝突しそうになったり自転車や歩行者が飛び出してくると、アラームで知らせてくれたり、ドライバーがブレーキを踏まないと自動的に作動させてくれたり、踏み込む量が足りないとその分を脚捨てしてくれたりするシステムです。これで完全に衝突を防止できるわけではありませんが、事故は確実に減ります。

二つ目はオートマチックハイビームで、前方に車がいないときには自動的にハイビームになり、車が来るとロービームに切り替わるというシステムです。

そして3つ目はレーンディパーチャーアラートで、車線を逸脱しそうになるとアラームで知らせてくれるシステムです。

オーリスハイブリッドはハイブリッドカーには興味があるけれど、プリウスには抵抗があるし、ちょっとスポーティな車が欲しいという人におススメです。ハッチハックですが、しっかり造られている車ですので長距離のドライブも安心してできておススメです。

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